歌舞伎十八番中、人気の「勧進帳」。
謀反の疑いをかけられた義経一行は山伏姿に姿を変え陸奥の国へ逃れます。命令にきわめて忠実な、安宅の関の役人富樫は、山伏を厳しく詮議するため関を通そうとしません。
東大寺再建のため各地を回り勧進(寄付)募っていると言う弁慶に富樫は証拠として「勧進帳」を読み上げろと言ってきます。白紙の勧進帳を読み上げる弁慶に一度は納得して関所を通させようとしますが、番卒の一人が義経扮する強力に目を留め呼び止めます。弁慶は疑いを晴らすため義経を杖で打ち据えます。主を助けるその真心に胸をうたれた富樫左衛門は義経一行を見逃します。
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